舞城ワールド。

映画&本 2007/08/31

愛は祈りだ。僕は祈る。


好き好き大好き超愛してる。 好き好き大好き超愛してる。
舞城 王太郎 (2004/08/07)
講談社
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図書館へ行ってぶらぶらしていたところにこのドピンクの表紙を発見。
中身は・・・やはり舞城ワールド。転換の切れ方から話の飛び方からもうなんでもありなのかと。

「世界の中心で愛を叫ぶ」に似た感じが否めないのは偶然?
読んだことがないのでよくわかりませんが。
あんまり「恋愛ーー!」なものを読まない方(というか免疫がない)ので、嫌煙していたというか。
内容は読んでみないとやはり伝わらないかなと。
しかし文中の主人公の「愛」に於ける独白になんだかしみじみと感じさせるものがありました。。

祈りはあくまでも膝をついたり手を合わせたり頭をうつむかせたりして願いを言う、思う、その刹那だけに始まって終わる。

「好きだ」或は「好きなのかも」と思ったり言ったりすることでなんとなく相手を好きになることはあっても、誰かのことを好きな人が相手のことを好きだと思うとき、そう言うとき、それは全くの本心で、どんな演出もない。

祈ること、願うこと、愛すること。それのどれにも微妙な感情の表情みたいなものがあって、「メタ化」して演出することでもなくって、祈ることは誰の押しつけにもならない。
でも、「祈る」ことって、なんだか難しい。
いつも祈る時は「自分」のためな気がする。そこに自己嫌悪と罪悪感を感じてしまうところが、なにかの倫理観にとらわれているからなのかなと思ってしまう。
自分のため。恋人のため。家族のため。友達のため。知らない人のため。

むう。しかし羨ましい。
どうしてそこまで好きで好きで大好きな人間というものがいるのだろう?
それは「祈り」から生まれるものなのだろうか。
はたまた、私の幼さ故の認識力のなさからか。

むう。
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